「Verbascum thapsus」

マーレインは肺の熱と乾燥を冷やし、湿らせる効果があります。肺の細胞膜を整え、炎症を軽くします。全体的な鎮静効果もあります。感情面の効果として、眉間の(ブラウ・第6)チャクラを支配すると言われ、直感的なビジョンと関係があります。これは太陽神経叢(第3チャクラ)より1オクターブ高く、より高次のチャクラです。精神的な願望を司る「座」としての眉間のチャクラは感情に支配されより「高次の」衝動を理解できない人の場合は通常、覚醒していません。気分を上げる必要性を感じたら、ポットに入れたマーレイン のお茶をゆっくりと飲みながら自分の中にある神聖な面を再確認してください。」『ハーブ占星術』マーレイン の頁(p.204) エリザベス・ブルーク著

マーレインだけでお茶を入れると烏龍茶のよう、と表現されることがある。タンニンのせいか、とても飲みやすい味です。

ソードの4に対応する
マーレイン

第6チャクラ(ブラウとか、サードアイとも呼ばれます)は眉間のあたりにあるといわれ、体の部位では頭蓋骨の下部、脳下垂体を司るといわれます。

脳下垂体といえば視床下部から命令を受けてホルモンを分泌する器官で、ホメオスタシスのなかでも内分泌系のバランスを日々保ってくれています。

ストレスにも敏感で、私たちがストレスを感じると瞬時に視床下部に情報が伝達されて、交感神経とこの脳下垂体にも連絡が来ます。交感神経は脈が速くなったり、瞳孔が開いたりとすぐに表に現れるけれど、脳下垂体は比較的ゆっくり、けれど持続的に情報伝達をするようです。その伝達スピードに関して、交感神経は「電話」で脳下垂体は「手紙」と表現されたりします。持続的に何をしているのかというと、ストレスなどで傷ついた細胞を修復したりするのですって。

交感神経は「今」に反応しているのだけど、脳下垂体は「未来」に動き始めているように思い、第6チャクラに対応しているというのには納得です。ちなみに自律神経の交感神経は第3チャクラに対応していて、胃腸の働きとリンクします。ストレスは、胃腸とも関わりが深いですね。

ストレスケアには第3チャクラ、第6チャクラ、両方のバランス調整が必要です。

身体のバランス、ホルモンバランスが整うと、身体ー心ー魂が統合されて自分のことがそうでない時よりもわかるようになる、それを教えてくれているのがこのマーレインの項なのかなと思います。

身体のことを忘れてはいけないとやはり思います。身体と心のメンテナンスをしない状態で、魂を感じることはないかもしれません。天体の力を使うのも、身体のバランスを整えてこそ開かれるような。私見が過ぎましたが、思うようにいかないときは身体から診てみるのがよい気がします。ハーブもいつでも、力になります。

ハーブの産地

すごくいい香りのハーブに出会うと幸せになりますね。

今年のお気に入りはジャーマンカモミールでした。可愛らしい黄緑の額の、可憐な印象の。香りもまさにリンゴのよう。軽やかで、すきですね。

複数の仕入れ先の一つから、そのカモミールが姿を消し、昨年と同じ産地にロットが切り替わったのですが、今度は力強い黄色みの太陽っぽい方です。(それでも昨年より小柄)

いつもカモミールを買わないところでピンときて取り寄せてみたのですが、手元に届いたその子たちは間違いなく姿を消したカモミールたちで、とても嬉しくなりました。同じ農場かは問い合わせないとわからないですが、同じ国の限りなく近い生育条件の土地の味です。なんだかまたカモミールの話をしてしまいましたね。最近の嬉しかった出来事でした。

ハーブは出会いですね。一期一会です。

お店でピンときた子を購入してみるのも楽しいのでおすすめです。

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